日記のような、メモのような。

私が思ったことの記録です。

住宅ローン

 マンションを買った際に、住宅ローンの利率が1%を切っていて大変驚きました。車のローンが2~3%、銀行のカードローンも4%前後、消費者金融に至っては10%以上のところもある中、0.数パーセントの利息でお金が借りられるとは思いませんでした。銀行からしたら、金額も大きく返済期間も長いので借り入れの際の一度の手間で長期安定の収入が得られるから、0.数パーセントの利息でも十分ペイできるのだろう。3000万円、0.8%、30年ローンを組むと大体370万円の利息を払うことになるようだ。0.8%と考えると安いけど、370万円と考えると高いですね。FXで3000万円運用すれば、年間これくらいは稼げる気がしますが、住宅ローンはFXでは使えませんね。残念。これだけで専業で食べていけそうなのに。

 

 まだマンションを買うか買わないかも決めないうちに、ローンの審査がが通るか、仮申込だけでもしてみましょうと販売店の方に勧められました。審査するだけなら・・・と思いOKしたら、審査するだけでも結構な書類の記入があり、源泉徴収票やら健康保険証のコピーやらと提出するものが多くて疲れました。しかも3行に出して一番利率がいいところを選びましょうみたいな話になって、なんかすっかり買う方向で話が進んでてちょっと怖かったのを思い出しました。本当に全然買うつもりはなかったんです。連休にどこもいかないのは家族に申し訳なかったのと、来店プレゼント欲しさに訪れたモデルルームでまさかローンの仮審査申し込みまでするとは思いませんでした。

 

 ローンの審査はあっさり通りました。DINKSなので夫婦ローン、持ち分もちょうど半分ずつです。返済が終わるころには80歳手前・・・そんなに働けるのか?と思いましたが、「皆さん、退職金で繰り上げ一括返済されますよ」と担当者は言ってました。私の勤め先にも退職金制度はありますけど、退職金を当てにしてローンを組むってどうなんだろう。私は65歳までに資産運用で返済計画を立ててます。うまくいかなかったら、80まで働くしかありません。とほほ・・・

 

 とほほ・・・って久しぶりに使いました。ここで終わってもいいかなと思いましたが、もう少し続けましょう。

 

 住宅ローンを組む際には団体信用保険という保険(「団信」って言います)に入ります。まあ、病気で働けなくなった時や、死亡した場合に住宅ローンの返済が免除される保険です。さらにオプションでがん保険や三大成人病に備える保険があります。団信は必ず入るのですが、オプションは任意です。これに入ると、毎月の保険料支払いが発生する・・・のではなく、ローンの利率が上がります。これは中々よくできた仕組みだなと思いました。ローン残高が減れば、保証される額も当然減っていき、それに合わせて保険料も安くなっていく。とても合理的でわかりやすいと思います。でも健康診断の結果があまりよくなくて、オプションの保険に入るために再検査や精密検査を受ける必要があって、それが面倒でした。年を重ねるといろいろあります。

 

 もう一つ気になったのは、ローンの実行前に住民票を移してほしいといわれました。「住んで無いのに住民票を移せるのですか?」と聞いたら「聞かれたら、「もう住んでます」と答えてください」って、おいおいそれで良いのかと思いましたが、制度上そうするしか無いみたいです。つまり、住宅ローンを組んでいる人は、もれなく嘘つきです笑。

おわり。