日記のような、メモのような。

私が思ったことの記録です。

対人関係は難しい

 

「対人関係療法」の精神科医が教える 「苦手な人」とのつき合いがラクになる本

「対人関係療法」の精神科医が教える 「苦手な人」とのつき合いがラクになる本

 

職場にとても苦手な人がいるので、すぐに飛びついて読みました。私が、というよりも後輩が対人関係で悩んでいたので、いい本がないかなぁ、と思っていたところだったのです。

 

結果から言ってしまうと、この本を読めばすぐに人間関係が楽になるというものではないし、やはり簡単には解決できないだろうなと思ってしまいました。人の心のありようというのは一朝一夕に変わるものではないから、苦手を克服するのも、簡単ではないのです。だからといって、この本が無益だったかというとそんなことはありません。どんなときに苦手意識を持つのか根本のところを知ることができるし、苦手な人に対処する方法もちゃんと書かれています。苦手意識の原因がわかるだけでも、幾分か心は楽になります。ただ人は急には変われないので、少しずつ実践して身に付けていくしかありません。

 

本を読んで、ためになったところ、はっと気づかされたところがたくさんあって、赤線をたくさん引きました。本当は本書からいくつか引用して紹介したかったのですが、まずは後輩に読んでもらいたくて、私が読み終えた後すぐに貸してしまったので、いずれまた紹介できればと思います。

 

ではまた。