日記のような、メモのような。

私が思ったことの記録です。

銀行からの依頼

 当ブログは「日記のような、メモのような」というとてもあいまいなブログですが、しばらく日記的な話題から遠ざかってました。(そもそもあまり更新してませんでした)そんなわけで、今日は日記的な話を書いてみようと思います。

 

 いつものように仕事をしていると、A銀行から電話。「直近の試算表をいただけませんか」と。なぜ急に?と思いながらも、「経理に確認しますね」といって電話をいったん切る。本当は経理は私で、試算表を出すくらいはすぐに出来たんだけど、いったん上司に報告。「A銀行が直近の試算表を欲しいって言ってますが、出していいですか?」と聞くと上司の返事は「A銀行は最近担当が変わっただろ?試算表を出す前に理由を聞いてみろ。今までの担当から試算表の提出を求められたことがないってことも伝えろ。最終的に提出するのは問題ない」いつも優しいけど、経理の話になると性格が変わる上司。てきぱき指示してきた。頼もしい時もあれば面倒くさい時もある。まぁそれが上司というものかとも思う。

 それはさておき、A銀行担当へ電話。「このタイミングで試算表を求められたことはないんですが、必要でしょうか。前期の決算書(2月に提出済み)ではだめですか?」とストレートに聞いてみた。ちょっと長めの返事が来たが、要約すると、「グループ会社の決算と合算したいので最新の試算表が欲しい。従来からやっていることだが、今までの担当がやってなかった(手抜きして前期の決算書の数字を使っていた)。今年はコロナの影響で特に予測が難しいので、直近の試算表で現状を把握したい。」という感じだった。「承知しました。ではメールで送りますので」と言って、さっとメールで送った(もちろんパスワードをかけて)。

 そんなやり取りをまた上司へ報告。すると、「今までの担当が手抜きしていた、という話はおかしいことに気づいたか?」という。さっぱりわからなかったので、そう伝えると、教えてくれました。今までの担当は、顧客目線だった。試算表を提出するというひと手間をかけずに、社内で調整してくれていた。しかし、今回の担当は銀行目線でしか考えていないから、今後の付き合いは慎重にしないと、もっといろいろ要求してくるかもしれないから気をつけろ。まぁそんな話だった。なるほどねと私は思った。思ったけど、本当に面倒な要求をしたときには断ればいいので、簡単にできることはやってあげようとも思った。これが私の顧客目線ってことでいいですよね。

おわり