日記のような、メモのような。

私が思ったことの記録です。

「いつ死んでもいいように~」って考え方は、いざというときに頑張れない。

 「いつ死んでもいいように、後悔しないように毎日を精いっぱい生きる」的な言い回しをたまに耳にします。初めて聞いたときは、なるほど「いつでも死ぬ可能性があるんだ」と危機感をもっていれば、だらだら無駄な時間を過ごすことなく、毎日充実した人生を過ごすようになるかもと思いました。私も「いつ死んでも後悔しないように、一日一日を一生懸命に生きてやろう」と思いました。でも最近はちょっと違うかもと思い始めました。

 たとえば、山で遭難したときに、「私はいつでも死ねる」と思っている人と「まだこんなところでは死ねない」と思っている人とでは、やっぱり後者の方が生き残れる確率は高いだろうなと私は思います。本当に危機が迫ったときは「もっと生きたい!」という強い気持ちがとても大切です。もちろん、その危機の瞬間にあっても、「いつ死んでもいいように、後悔しないように毎日を精いっぱい生きる」を実践できれば良いのかもしれませんが、そこまで強くなれるひとはごく一握り。多くの人は気持ちが挫けてしまうと思うのです。

 だから私は、”いざ”というときに踏ん張れるように、日々をだらだらと過ごしています。

 

ではまた。