日記のような、メモのような。

私が思ったことの記録です。

権利収入の罠

いつも読んでるメールマガジンの広告で、「権利収入を得ませんか?今なら説明会に無料で参加できます!」みたいなのがあったので読んだのですが、内容的にイマイチでした。

 

メールマガジンの広告から、ランディングページという宣伝のために作られたウェブページへ行き、そこからさらにラインの友達になって初めて詳しい内容が聞けるようになってました。

 

LINEからさらにセールス用のページに飛ばされて、そこで動画を見ました。そこでは権利収入と労働収入の違いを説明してました。

 

どんな説明かというと、水を運ぶ仕事に例えて、Aさんは毎日バケツで水を運び、Bさんは水を運ぶためのパイプラインを作りました。その結果、Aさんは水を運んだ分だけの労働収入を得ましたが、Bさんは、水を自動で運べるパイプラインを作ったので、働かなくても収入を得られるようになりました。というような話でした。

 

この話のポイントは、一旦仕組みを作ってしまえばあとは、自動的に収入が得られる。これが権利収入ですよ。あなたも権利収入が欲しくないですか?ということなのですが、僕はそっとLINEをブロックしました。

 

まず、何を販売するのかの説明が何もなくて、詳細は説明会でお伝えしますというスタンスなのですが、例え話では、商品は水でした。権利収入を一生涯得るには、その商品は水くらい生活に欠かせないものである必要があると思うのですが、生活インフラの中で、今から権利収入を得られそうなものって何もない気がします。

 

また、例え話ではパイプラインを作ったのが、ひとりだけだったので、収入は独り占めできましたが、もしもう一人が同じことをしていたら、収入は半分でした。さらにもう一人いたら、三分の一の収入になります。無料で説明会を開いで人を集めてしまったら、一人当たりの収入は殆ど無くなってしまいます、いや、もちろん、市場規模が大きいから、100人や200人、やる人がいても全然問題ないですよと、広告主は言うのでしょうけど。

 

参加した方々が事業に成功し、幸せになることを願ってやみません。

 

おわり。